作品紹介
立ち読み はこちらから▶幼少期に父と死別し、母の里美とふたりで暮らしている学生の渡。いやな顔ひとつしないどころか喜んで毎日のように甲斐甲斐しく世話してくれる里美に、なにかお返ししたいと一念発起した渡は、母の日に家事全般を引き受け、里美をねぎらっていた。夕食後、親孝行の総仕上げとしてマッサージをしていると、里美から艶っぽい喘ぎ声が漏れはじめる。そんな母のあられもない姿に、渡は女を感じ興奮してしまう。そして股間を硬くしているところを里美に気づかれピンチ、……かと思いきや、なんと里美が性処理してあげると言い出し、渡は流されるまま母親からの性的ご奉仕を享受することに。さらには、寝付けない渡が水を飲もうと廊下に出ると、里美の寝室からくぐもったうめき声を聞いてしまう。そっと扉を開けて様子を窺うと、ベッドで自慰にふける里美を目撃してしまう。しかも、その唇から出てきたのは渡の名前だった。そんな里美の姿を見るうち、渡は自身の胸裏に潜んでいた母への肉親とは別の愛を自覚するのだった。
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